お祖母様を亡くされたお孫さんから、
「おばあちゃんは私に形見で何を持っていてもらいたいのでしょう?」とご相談を受けました。
お祖母様に尋ねてみると、
「印鑑入れ」が見えました。
後日、お孫さんはお母様にそれを伝え、印鑑入れをもらってきました。
ところが、その印鑑入れはお祖母様が私に見せたものとは違うもの。
お孫さんにはそれとは全く違う色と柄である印鑑入れの詳細をお伝えし、
再びお母様に尋ねてもらうようお伝えしました。
すると、
「本当はこの印鑑入れは私が持っていたかったのだけれど…」
と、別の印鑑入れを渡されたそうです。
後日それを持ってきていただくと、
まさに私が見えたものと同じだったので、お祖母様も満足されていました。
「その印鑑入れを持って、頑張って仕事をして欲しい」とのことでした。